まちから文字が生まれる!
都市フォントプロジェクト「横浜」が現在進行中です!
横浜をイメージした全く新しいフォント「濱明朝」を開発、横浜発オリジナルフォントとして国内外の多くの人に利用して貰おうという壮大なプロジェクトが始まっています。
横浜発の「濱明朝」フォントを開発しているのは、タイププロジェクト株式会社。
「文字の可能性を広げたい」という思いを原動力として2008年より独創性を持ったフォントを求めて開発を開始しました。2009年には様々な開港記念150周年記念イベントが市内で開催されていましたが、同社の両見氏は「横浜のイメージを創出するイベント」へ初めて参加、そのイベント体験を通じて横浜に関する新しいイメージを発見、更に横浜に対する関心と愛着を年々深めながら今回の新フォント開発を進めてきました。
「濱明朝」フォントは、ベイブリッジの近くの海の上からみなとみらい地区を見た時のパノラマイメージ、「海と地上の境目には大きな建物が何棟も立ち並び、そして背後には富士山の悠然とした姿が見える」風景を表現しているものです。そして、各文字を構成している太い線は洋上の氷川丸のがっしりとした船体イメージ。そして、このフォントは港の発展と共に日本の歴史を刻んできた港町のイメージにのみ留まらず、一方では自然と緑に溢れる都市のイメージも雄弁に伝えます。文字の中の線の太さや細さを繊細に変化させながら横浜の持つ二面性を一文字毎に具現化しています。
現在では24フォント1500文字の開発が完了しています。ひらがな、カタカナ、教育文字、アルファベット、駅名、地名、歴史的な建造物を中心に徐々に開発範囲を拡大してきました。今後1年を掛けて9354文字にまで増加させる事を目標としています。フォントは他のフォントと同じようにPCで使う事ができます。
横浜に対する思いに満ち溢れたこのオリジナルフォント、今後はより多くの横浜の人々により長く使用される事によって将来的にはフォント自体が横浜の文化の一つとなっていく事を願って止みません。
Mass x Mass関内フューチャーセンター(横浜市中区北仲通3-33)では5周年イベントの一部として「濱明朝」フォント紹介と展示を行っています。4月10日(土)迄となります。3月4日(木)にはフォント開発者の両見氏との懇親会も予定されています。どなたでも参加可能です。「濱明朝」フォントにご興味がある方、文字フォントや文字そのものが好きな人、横浜発クリエイティブ作品やアートにご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。
* クラウドファンディング「Favvo横浜」ではこのプロジェクトの支援者を募集しています。ご支援者の皆様には、実際のフォントパターン、手ぬぐい、オリジナル名刺、トートバック等、お洒落でハイセンスなオリジナルプレゼント各種をご準備させて頂いております。
(クラウドファンディング)
Favvo横浜 「濱明朝」フォントプロジェクト
https://faavo.jp/yokohama
(お問い合わせ)
タイププロジェクト株式会社
〒177-0041 東京都練馬区石神井4-11-23
電話:03-5393-8252
タイプデザイナー 両見英世