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なぜスマートフォン用Webサイトではなくて、スマホアプリが必要なのか?

私達がスマートフォンアプリを企画開発する場合には、まずはこの点を明確してから着手する事としています(以下にその違いや企画段階での重要ポイントを記載しています)

1. ホームページとは?

現在ではホームページは非常に高いレベルのデザインが要求されるようになっています。そのようなホームページを見た方々には、ホームページ自体が恰も何か新鮮な発見となるような感覚に陥る事もあるようです。 この傾向は今後も確実に続いていく事でしょう。今後は、更に高度に洗練された優秀なデザインを持ったホームページ、且つオリジナルで新鮮な情報が絶えず掲載されるホームページ形成の方向に収斂されていくものと思われます。 何故なら、ホームページを見て下さるのは多くは新規の方で、何らかの興味を持ってわざわざホームページに立ち寄って下さった方々と考えられるからです。

しかし、スマートフォンホアプリは異なります。 そのアプリに求められるのは洗練されたデザインではありません。

2. スマートフォンアプリとは?

ユーザーが欲しい情報、或はユーザーが喜ぶ情報を提供できる事とユーザーが便利に利用できる事、この2点がスマートフォンアプリには望まれます。手のひらサイズ(のコンピュータ)ですので、ユーザーが何処にいてもどんな時間帯であっても非常に容易にアプリを扱える事も必須条件となります。具体的には、お得な情報を得る事により、例えば、アプリを利用して予約をしたり、或は限定クーポンが入手できるといった事になります。 スマートフォンホアプリはそれが気に入ったユーザーがわざわざダウンロードしているので(=もうすでにユーザーになっているので)、上述したホームページのような洗練された高レベルのデザインは不要となります。必要最低限デザインと必要最低限の機能が具備されていれば要件を充足もする事も大いにあり得ます。

ユーザーはそこでしか入手できないお得な情報を、簡単に入手して人よりも賢く行動する事で人よりも良い思いをする事ができる、そんな期待感からアプリをダウンロードして利用します。従って、ホームページとは違って、アプリを準備する側は、どのようにしたらユーザーが増えるのか?或はどのような方法でユーザーと密なコミュニケーションが取れるのか、そしてユーザーとの関係性をしっかりと構築するのかを考える最重要となります。

この本質的なホームページとスマホアプリの違いは思いのほか大きなものです。レベルの高いデザインにはそれなりの費用が掛かります。ホームページデザインにお金を掛けてきたという法人様も少なくないと思われますが、スマホアプリはそこまでのデザイン性が求められるものではありません。

3.Androidアプリ或はIPhoneアプリ?

「とりあえず両方で」とお答え頂くお客様が多い傾向があります。ところが、機能によってはiPhoneではきないこともありますし、ユーザー層から考えてもAndroid版はいらないのでは?というケースも多いです。また、iPhoneとAndroid両方のアプリを作ったらコストは倍となりますので考慮に入れる必要があります。 潜在的なユーザーの属性を考慮して、最初はIPhone版のみ、後でAndroidを開発するという順位付けを行う必要もあります。(She In The Mirror はIPhone用のみです)

4.スマートフォンアプリ販売計画:

自社で集客手段を持っている場合は別ですが、事前に集客プランを策定しないままアプリをリリースすると、ほぼ確実に数百程度未満のダウンロード数で終わってしまいます。スマートフォンアプリの場合には、その時点でそのアプリは失敗という事と直結します。 その為、事前に自社で使えるアプリのプロモーション手段の徹底的な洗い出しを行います。例えば、 アプリプリレビューサイトに依頼を出す、スマホ向け広告を出稿等々・・・最初は無料で可能な内容で最大限対策を講じます。その後、目標ダウンロード数が未達となりそうな場合、費用を掛けた販促広告アクションの検討に入ります。